バスティン・メソードについて
バスティン・メソードの大きな特徴は、ピアノを始めてすぐに優しい方法で全調に移調できることです。全調にふれることにより、調性感、色彩感を養い、絵やタイトルからイメージして表現力を身につけます。
絵譜による聴音や創作は子供の生活体験から取り組めるようになっています。高音は小鳥、低音はかえるなどの他、リズムを音符の名前で打たせることも大きな特徴です、これにより音符の長さを自然に覚えます。
幼児は図形の一部分の認識しかできないという促音発達心理学から、鍵盤上の音を見つけるために「2つの黒鍵」「3つの黒鍵」を認識させ、どこにCDEFGがあるかを黒鍵上から学んでいきます。
コードネームを学習するために習い始めより英音名を読んだり書いたりしますが、幼い子供のにとってはひらがなやカタカナを学習するより負担はありません。
歌は音楽の基本
歌は音楽の基本と考えられており、モーツァルトやショパンの作品には歌の影響が出ています。バルトークをはじめ偉大な音楽家が生徒に歌を歌わせてからレッスンを行ったそうです。また、ピアノで学習する西洋音楽は西洋の言葉の影響を色濃く反映していると言われておりますので、当教室では全てのお子様のレッスンで英語の歌を歌わせております。
歌えるか不安な方にはDVD付きのルビ(ふりがな)を降った楽譜を使用します。
主な使用テキスト
パーティシリーズ
(A/B/C/D)
ベーシックスシリーズ
(プリマー/1/2/3/4)
オールインワンシリーズ
(プリマーA/プリマーB/1A/1B/2A/2B/3A/3B/4A/4B)
おとなのピアノ教本
(book1/book2)
バスティン・メソードでは
ピアノの習い始めからコードネームの学習も行い、最初から両手でピアノを弾く楽しさを体験できます。自立し確実に楽譜が読めてピアノ演奏を楽しめる生徒さんから音大受験する生徒さんまでご希望に沿ったレッスンを行います。
導入
バスティン・メソードは、テクニック・楽典・聴音が連動しているので、小さなお子様にも無理なく楽しピアノのテクニックを身につけることができます。
初級
記号・調性・形式・楽譜・和音・展開・音譜・コードネームなど網羅されているテキストを使用するので自然と読譜に必要な知識や演奏テクニックが身につきます。
中級
4期(バロック・古典・ロマン・近現代)をバランスよく学んでいきます。各時期の作曲家や形式についての知識を得ることができます。
上級
パーティシリーズから繰り返し学んできた音楽の基礎知識が中級レパートリー終了後には音大受験レベルになっています。