ピアノを習うには楽器は必要です

「ピアノ」といってもよく知られているのは、

①アコースティックピアノ
写真A:グランドピアノ
写真B:縦型アップライトピアノ

②電子ピアノ(電源を入れるタイプ)
写真C:電子ピアノ

があります。

写真A:グランドピアノ

①アコースティックピアノ

 体育館やホールにあるようなフタが大きく開くグランドピアノは、大きさと重量もあり音も大きいのでなかなかご家庭でご準備するのは難しいですが、縦型のアップライトピアノは最近の住宅事情に合わせて高さも奥行きもスリムになっていて、弱音のまま練習可能な機能もあります。
 新品ピアノの他にメーカー認定工場でとても良く整備されいてる中古ピアノがあります。

写真B:アップライトピアノ

②電子ピアノ

 本来はタッチや響きの面からアコースティックピアノをお勧めしたいのですが、住宅事情により電子ピアノでないと置けない場合があります。その場合は88鍵あるものをお選びいただくようにしております。
 電子ピアノをご選択の場合、「ある程度の鍵盤の重みと音量の大小とメトロノーム機能」など最低限の機能が備わっている電子ピアノで最初は良いと思います。
 
 当教室の生徒様で入会数ヶ月後に、ご自宅の電子ピアノと教室のグランドピアノのタッチや音色が違うことに違和感があり、アコースティックピアノを新たに購入された方もいらっしゃいますのでそのような時にはご相談ください。
 入会して1〜2ヶ月くらいまでには楽器をご用意いただければと思います。

写真C:電子ピアノ

調律(メンテナンス)などについて

・調律(メンテナンス)は必要?
 電子ピアノにはメンテナンスが特に必要ないですが、アコースティックピアノは最低年一回の調律が必要です。
 専属の調律師がいない場合は当教室で長年お世話になっている調律師をご紹介いたします。

・放置してあるアコースティックピアノは使える?
 長年放置してある場合(状態にもよりますが)通常より少し料金はかかっても新品のピアノを購入するほどはかからないと思います。
早くお手入れをして今後は通常の調律で済むようにしましょう。


・実家にあるピアノを移動したい時には?
 アコースティックピアノを移動する場合は専門業者に依頼することをお勧めします。移動先で調律が必要になることもあります。

調律の様子